こんにちは。PostCoffee焙煎士のArisaです!

日本で人気のコーヒーの銘柄と聞けば、出てくる答えはハワイコナかブルーマウンテン。実は、この2種類のコーヒーには共通点があります。その共通点にフォーカスして日本人の味の好みを分析してみます。

ハワイコナ

ハワイ島の西側のコナ地区で栽培されるアラビカ種のコーヒーのみを、ハワイコナコーヒーと呼びます。生産量が少ないため希少価値の高い、最高品質の豆として世界的にも有名です。

kona_map
出典 https://www.ucc-hawaii.com/ja/uccfarm/about_kona_coffee/

主な栽培品種

アラビカ種ティピカ

コーヒーの風味特徴

柔らかな酸味と滑らかな口あたり

生育環境

火山性の肥沃な土壌で、昼夜の寒暖差がありコーヒーの生育に適した環境。標高は250〜800m程度で低い。

ブルーマウンテン

ジャマイカ東部のブルーマウンテン山脈の800〜1,200mの地域にある限られたエリアで栽培されたコーヒー豆をブルーマウンテンコーヒーとよびます。日本では高級品として知られ、麻袋ではなく樽で輸出されるコーヒーとして有名です。

出典 http://www.bluemountain.gr.jp/about/

主な栽培品種

アラビカ種ティピカ

コーヒーの風味特徴

口当たりがよく、酸味、苦味、甘味のバランスが良い

生育環境

海底の有機質を多く含む火山性土壌。昼夜の寒暖差が平均6℃で冬場は10℃になる。年間雨量は1,500〜1,800mm。水はけの良い急斜面で栽培される。標高は800m〜1,200m。

ハワイコナとブルーマウンテンの共通点

をまとめてみました。

  • アラビカ種のティピカという品種がルーツにあること。
  • 味わいのバランスが良く、飲みやすい
  • 生育環境がどちらも火山性土壌。

ティピカ種とは

アラビカ種の中で最も古い品種。収穫量が少なく耐病性も低い。綺麗で上品な酸味と際立った風味が特徴。エチオピアのアビシニア高原が原産地とされている。アラビア半島を経て主に東南アジア、東アフリカ、中南米に普及。生豆は細長く平べったい。

日本人好みのバランスの良い味わい

ハワイコナもブルーマウンテンも柔らかい酸味を持ち、バランスの良さが特徴です。日本人は酸味が柔らかく甘みを感じられる、バランスの良いコーヒーを好む傾向があるようです。素材の味を楽しむ和食の文化があるからかもしれません。

火山性土壌

火山性の土壌は、有機質を多く含んでいます。コーヒー豆の成長に必要な窒素、リン酸、カリウムが豊富に含まれており、水はけが良いのが特徴です。良質なコーヒーを作り出す農園の多くは火山性土壌に属しています。

まとめ

  • ブルーマウンテンとハワイコナは品種のルーツが同じ
  • ブルーマウンテンもハワイコナも火山性土壌で栽培されている
  • ブルーマウンテンもハワイコナは日本人が好む柔らかい酸味と甘み、バランスの良い味わいという点で共通している

品種に注目してコーヒーを選んでみるのも面白いかもしれません。好みの品種でコーヒーを選ぶと、コーヒー通な感じがしますね。