こんにちは。PostCoffee焙煎士のArisaです。先日、JHDC(ジャパンハンドドリップ )の予選に出場してきました。その時の様子と、予選で見えた評価される美味しいコーヒーのことについてお伝えします。

JHDCの大会については、以前の記事『ハンドドリップ の競技会JHDCに出場します。』をご覧ください。

オリエンテーション

まずは、競技者全員集合してオリエンテーションです。競技の説明、抽出するコーヒー豆が発表されます。

予選の豆は、ブラジルセラード

焙煎機はスマートロースター、焙煎時間は11分、Finish温度213.3℃

大事な焙煎日については教えてくれず…….

15分の準備時間

わずかに与えられたコーヒーの情報からレシピを考えます。

焙煎時間はうちのコーヒーより長めで、フィニッシュもうちのコーヒーでは深めの焙煎に近い。焙煎日がわからないからガスがどのくらい出るかはわからないけど、とりあえず少ない粉量で成分を出し切りつつ、雑味があまり出ないようにしよう!と考えてできたレシピです。

予選のMyレシピ

  • 使用するドリッパー カリタウェーブ
  • 湯温 90℃
  • メッシュカリタ2.5番 中細挽き
  • 微粉除去のためにパウダーコントロールストッカーを使用。

抽出A(150ml〜200ml)

粉量 14g

湯量 230g

抽出時間2分

抽出B(300ml〜400ml)

粉量 22g

湯量 400g

抽出時間 2分30秒

飲んでみると、抽出Bは明るい酸があり、アフターに甘さがある。細かくしているのと湯温の高さからか少し酸味の強さを感じるのと甘さをもっと出せそうな印象。抽出Aはアフターがドライな印象。もう少し甘さを出したい。

大きくレシピを変えることはせずに、抽出Aの蒸らしを長めにとってドライな感じを消して余韻を伸ばしてみよー!という判断で本番へ。

10分の競技時間

準備時間に決めたレシピを少し改良してのぞみました。抽出Aはやっぱり甘さが足りなかったかも。抽出Bは明るい酸と甘さもあってスッキリしてて飲みやすいけど評価はどうだろう?と思いながら終えた10分でした。競技10分の後には一緒に予選を競った方のコーヒーを試飲できました。豆はみんな一緒なのに、ドリップの仕方を変えるだけで本当に色んな味わいになるなーと改めて実感です。全く同じ味がないというのは本当にドリップの醍醐味であり、難しいところだなと感じた競技でした。

結果発表

どんな評価だったのだろう??と考えているうちに結果発表へ。うーん。残念ながら名前を呼ばれずにブロック予選敗退という結果に。後日スコアシートが送られてくるので、またスコアシートを検証しながら記事を書いていきます。

ブロック決勝

どういう方法で抽出をした人が全国決勝に進めるのかな?ということで、最後のブロック決勝の様子を見てきました。台形ドリッパー、ハリオV60の陶器ドリッパー、ハリオV60のガラスドリッパー、カリタウェーブのガラスドリッパー、決勝に残った方は全員異なるドリッパーを使用していました。

決勝進出者は、決勝に残った方が抽出したコーヒーをテイスティングすることが出来るのですが、カリタウェーブで抽出した方のコーヒーがものすごく甘い!!ということだったので、レシピを聞いてきましたー!!同じカリタウェーブを使用していたのに、何が違っていたのだろう??

決勝進出者のレシピ

抽出B(300ml〜400ml)

  • 使用するドリッパー カリタウェーブ
  • メッシュカリタ3.5番 中粗挽き
  • 湯温85.5℃
  • 粉量26g
  • 湯量400g

私とは全く正反対の抽出方法でした!!粉量を多く粗めにし、湯温を低くすることでネガティブな成分が出ないような抽出方法です。美味しいと感じる成分だけを取り出せる抽出方法ですね。ネガティブな要因が少ないコーヒーが評価されやすいのかもしれません。

予選を終えて

応援してくださった皆様ありがとうございました。結果を残せなかったのがすごく残念ですが、今後に繋がりそうなヒントがたくさん得られた予選でした。PostCoffeeでは、生豆の品質にこだわり、どんな風に抽出しても美味しいと感じていただけるコーヒー豆を作ることに取り組んでいます。今後は、色んな抽出方法を検証してより楽しいコーヒーライフを送れる情報もお届けしていきますので、お楽しみに!