こんにちは。PostCoffee焙煎士のArisaです!

3月末に出場したJHDC(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)予選のスコアシートがかえってきました!

私が抽出したコーヒーがどんな味わいだと評価されて、スコアがつけられたのかを皆さんにシェアしつつ、今回の抽出について分析していきまーす。

JHDC(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)についてはこちら

JHDCでは、量の違うコーヒーを2杯抽出します。コーヒーが美味しく抽出できているかと量の異なるコーヒーの味わいがどれだけ均一かどうかが評価されます。

今回の大会ではブラジルのナチュラルの豆を使用してコーヒーを抽出しました。

スコアシート

センサリースコアシート

コーヒーの味わいを評価するスコアシートです。フレーバーが感じられるか、バランスやあと口が良いかなど、純粋にコーヒーの味だけで評価が決まります。




6つの評価項目があり、それぞれの項目は0.5点刻みの10点満点評価です。

  • 香味
  • 質感
  • あと口
  • バランス
  • 総合
  • カップの均一性

カップの均一性に関してだけ点数が2倍になります。

美味しい、かつカップの均一性が高いコーヒーが点数が高くなりますね。

テクニカルスコアシート

抽出の技術を評価するスコアシートです。衛生的な器具の使用ができているか、時間内に競技を終えているかをチェックします。

ルールに沿った抽出が出来ているか、時間内に競技が出来ているかといった基礎的なコーヒーの抽出技術がチェックされます。

7つのチェック項目があります。

  1. 2つのサーバーの温度差
  2. 抽出されたコーヒーは条件を満たしているか
  3. 10分以内に競技を終了できたか
  4. 制限時間内に準備を完了したか
  5. 規約違反が無かったか
  6. 競技中に清潔かつ適切な器具の使用をしているか
  7. 競技開始/ 終了後に整理整頓ができているか

実際のスコアシートを公開

スコアシートはセンサリー3枚とテクニカル1枚の合計4枚です。

私のセンサリーのスコアシートを例としてご紹介します。

コーヒーの味の評価は思ったよりポジティブなコメントで安心しました。

ポジティブなコメント

香味→ナッツ、シトラス、ブライト

質感→かろやか、シルキー

あと口→ブラウンシュガー

バランス→軽めだが心地よい

総合→軽快、クリーン

ネガティブなコメント

香味→ややシンプル

質感→冷めてややざらつき、渋み

あと口→甘みが少し弱い

総合→冷めてややもの足りなさを感じる

Myスコアを分析

総合得点はテクニカルが9点、センサリーが40点、40点、45点の3枚で125点。

合計は134点でした。

ちなみに予選の高得点者は150点台でした。140点台を出せていたら、予選通過出来ていたので、色んな角度でコーヒーの美味しさを追求せねば!と思いますね。

他のセンサリーシートでの評価も味わいについてフラットやシンプル、冷めたときのざらつきが気になるというコメントをいただきました。

コーヒー自体に量感をもたせて、冷めた時もそのクオリティを持続させるレシピの考案が今後の課題ですね。

ジャッジの方の全体的な評価

私が出場した予選では、ブラジルのナチュラルが課題豆でした。

ジャッジの方による全体の評価は…

  • 毎年競技者全体のレベルがあがり、大幅な減点が少なくなった
  • 撹拌がしっかり行われていなくてカップのクオリティがバラバラになっているケースがあった
  • 量感を強く、フレーバーを多量に引き出し、質感をラウンドにしたカップ量感を抑え明るく繊細なフレーバーを引き出して質感をジューシーにしたカップの2つの方向性に分かれた
  • バランスをとったカップが高得点をだした印象

まとめ

コーヒーの抽出って本当に奥が深いですが、今回の大会で学んだことをまとめると

コーヒーはしっかり撹拌して濃度を一定にする

冷めたときにも美味しさが持続するコーヒーを目指す

今後も大会に出場しながらコーヒー業界の裏側を皆様にお届けしていきます。暖かく見守っていただけると嬉しいです。